【改造不要】プロボックスのアイドリングストップを常時オフにする方法
160系プロボックス/サクシードの1.5L車(2WD)には
アイドリングストップが標準装備されています。
止まっている最中にエンジンを切ることで
無駄な燃料消費を抑えて燃費向上に寄与する装備ですが
「正直うざったい」
「使いにくい」
と思う方も多くいらっしゃると思います。
アイドリングストップを止める(キャンセルする)一番簡単な方法は
スマホホルダー下にあるOFFボタンを押すことです。
![](https://orimalog.com/wp-content/uploads/2020/02/無題.png)
しかしいったんOFFにしてもエンジンを切るとリセットされてしまうため
エンジンを掛けるたびにOFFボタンを押すという儀式を毎度行う必要があります。
これでは非常にめんどくさいですよね。
しかしOFFボタンを押さなくてもアイドリングを常時キャンセルする方法があります。
アイドリングストップを永遠に止める方法
![](https://orimalog.com/wp-content/uploads/2020/02/vlcsnap-2020-02-28-15h50m00s612.png)
ボンネットセンサーのカプラーを抜くことです。
以下で理由を解説していきます。
アイドリングストップを作動させるには以下の条件をすべて満たすことが必要です。
![](https://orimalog.com/wp-content/uploads/2020/02/無題-2.png)
逆にアイドリングストップをやめたい場合は
上の条件を崩してあげればよいわけです。
そこで「ボンネットが閉まっているとき」という条件に注目します。
この条件を崩すにはボンネットを開けたまま走ればいいということになりますが
さすがにそんなわけにいかないので
「ボンネットが開いている状態」を車に誤認識させる必要があります。
ボンネットがきちんと閉まっているという情報は
ボンネットを止めている金具のセンサーから車に送られています。
なのでこのセンサーを無効にしてしまえば良いということになります。
その方法がセンサーのカプラーを抜く、ということになるわけです。
実際のやり方は?
![](https://orimalog.com/wp-content/uploads/2023/09/idle_cancel_coupler-1024x576.jpg)
ボンネットを開けて、ボンネットレバーの下を覗き込むとカプラーが見えます。これを抜くだけです。
カプラーの位置については以下の動画でも解説をしています。
カプラーを抜いたら必ずビニールテープなどを使って防水処理をしておきましょう。
まとめ
今回はアイドリングストップを0円で無効にする方法について解説してきました。
アイドリングストップキャンセラーなるものが数千円で販売してますが
わざわざ購入しなくてもカプラー一つ抜くだけで実現できます。
カプラーを抜いて5年以上経ちますが特に不具合は生じていません。
ぜひ試してみてください。
またこのブログでは他にもプロボックスのDIYとして、
「プロボックスの後部座席をもう少し斜めにしたい!リアシートロッカーの交換」
「プロボックスにキーレス連動ドアミラー自動格納を取り付ける」
「プロボックスにクルーズコントロールを付けたい!3DA-Cの紹介」
などやっているので、よろしければあわせてお読みください。
それではまた!
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