当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

プロボックスの後部座席をもう少し斜めにしたい!リアシートロッカーの交換

2019年11月24日

 プロボックス(サクシード)は4ナンバー貨物車なので、リアシートの背もたれの角度がかなりきつくなっています。

 後ろに人を乗せる場合は少し窮屈に感じさせてしまうかもしれません。かといってリクライニングをすることは不可能…

 そこでリアシートを固定する金具を交換することで、座席の角度をワゴン並に緩やかにして快適化してあげます

どの部分を交換するのか?

交換箇所
もともと付いている銀色の金具を手前の黒色のものに交換

 上の図が今回の交換箇所です。通常だと銀色の金具が付いており、付け根から前側に少しズレた位置でリアシートが固定されます。

 これを手前側の黒い金具(72601-52010)に交換します。この金具は先代の乗用ワゴングレード(5ナンバータイプ)のプロボックスの純正部品です。 左右の区別はありませんので同じ部品を2個用意します。

 付け根からまっすぐにロック部分が立ち上がっているので、付け根と同じ位置でリアシートを固定できる分ゆったりとした座り心地になります。

交換結果
約2cmくらいリアシート位置が変わります

 交換する前と後とでどのくらい位置が変わるか印をつけて調べてみました。左側の線が交換前、右側の線が交換後です。約2cmくらいリアシート位置が変わっていることが分かると思います。

必要な工具は?

必要な工具
左からいじりどめ付ヘックスローブレンチ(T50)、内装剥がし、プラスドライバー

 交換に必要な工具は上の3つです。 左から、
いじりどめ付ヘックスローブレンチ(T50)
内装剥がし
プラスドライバー

 ポイントとなるのが一番左のいじりどめ付きヘックスローブ(T50)。

いじりどめ付き
ヘックスローブ
真ん中に丸穴が空いている

 重要部品を止めるボルトなので簡単に取り外せないように、「いじりどめ」と呼ばれる凸部分があるため、これに対応するよう真ん中に丸い凹穴が空いているものが必須となります。

 ボルトが固くて緩まない場合はラスペネ等の潤滑剤を使うとよいです。

ワコーズ RP-L ラスぺネ 無臭性浸透潤滑剤 A120 420ml A120 [HTRC3]
created by Rinker

交換する手順・方法は?

 実際の取り付けの様子は以下の動画をご覧ください。作業時間は多くても1時間ほどで交換できます。

まとめ

 今回はプロボックスのリアシートの角度を変更する方法について解説してきました。

 このブログでは他にもプロボックスのDIYとして、
プロボックスにクルーズコントロールを付けたい!3DA-Cの紹介
プロボックスにキーレス連動ドアミラー自動格納を取り付ける
画面が見えないプロボックスのスマホホルダーを改造
などやっているので、よろしければあわせてお読みください。