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プロボックスに履く夏タイヤの選び方

2020年2月28日

 今回は160系プロボックス/サクシードに履けるサマータイヤについて解説していきます。
※スタッドレスタイヤについては「プロボックスに履くスタッドレスタイヤの選び方」をご覧ください

プロボックスに履ける夏タイヤは?

 プロボックスの純正タイヤサイズは
155/80R14 88/86N
です。

 これに適合する夏タイヤは以下の7種類です。

DUNLOP ALL SEASON MAXX VA1 155/80R14 88/86N プロボックス サクシード
created by Rinker

 この中で特筆すべきは
MICHELIN AGILIS 155/80R14 88/86R
 (ミシュラン アジリス)
です。

 タイヤのスペックを表す指標として「速度記号」があります。これはどのくらいの速度までタイヤがバーストせずに耐えられるかを示すもので、タイヤサイズ表記の一番後ろのアルファベット部分に記されています。

 他のメーカーは88/86Nですが、ミシュランだけ88/86Rになっています。

 Nは140km/hまで、Rは170km/hまで耐えられる事を意味するので、ミシュランのタイヤは速度の限界が頭一つ抜けているタイヤだと言うことができます。

 またダンロップから出ているオールシーズンタイヤも魅力的です。商用車用で車検対応のオールシーズンタイヤはダンロップのALL SEASON MAXX VA1以外にありません。高速道路のチェーン規制にも対応しているので、これを履いておけばタイヤ交換することなく雪への備えができるので非常に楽です

DUNLOP ALL SEASON MAXX VA1 155/80R14 88/86N プロボックス サクシード
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 詳しくは「プロボックス、ハイエース、軽バン向けオールシーズンタイヤが登場!その名もDUNLOP ALL SEASON MAXX VA1」で解説しています。

乗用タイヤは履けないのか?

 ロードインデックスが純正値の88を超えていれば乗用タイヤでも車検に通ります。しかしあまり現実的ではないので上で紹介した商用タイヤ(バンタイヤ)を履くのが良いでしょう。
(条件の詳細は「プロボックスに乗用タイヤ・アルミホイールは履ける?車検に通るために必要な条件を解説」をご覧ください)

 ロードインデックスが88を超えるタイヤとなると
例えば
185/70R14 88S
となり
純正のタイヤ幅が純正の155mmよりも30mm(3cm)大きくなってしまいます。

 ここまで差があるとハンドリングや燃費に悪影響が出てくるでしょう。

ホイールはどうする?

プロボックスにはアルミホイール(TRD)が純正で用意されています。純正なのでもちろん車検に適合します。スタッドレスでもデザイン性を重視したいという方にはおすすめです。

まとめ

 今回はプロボックス/サクシードに履ける夏タイヤについて解説してきました。プロボックスは4ナンバー貨物車なので、純正タイヤは商用タイヤ(バンタイヤ)になっています。

 商用タイヤは重い荷物にも対応できるよう頑丈に作られているため、乗用タイヤよりも乗り心地が硬いことが多く敬遠されがちです。

 しかし商用タイヤは
タイヤが減りにくく長持ち
転がり抵抗が少なく燃費がよい
という経済的なメリットもあります。

 この記事がタイヤ選びの参考になれば幸いです。それではまた!