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【プロボックス】クーラント(LLC)の補充方法

2020年11月7日

ジョイフル スーパークーラント補充液 ピンク 300ml J-106
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 ディーラーに出さずユーザー車検で通してるので日頃の点検整備はしっかりやっておく必要があります。ボンネットを開けてみるとクーラントがかなり減っていたので、継ぎ足して補充することにしました。

クーラントとは?

 クーラントとはエンジンを冷やすための液体のことで、ラジエータ液や冷却水と呼ぶこともあります。プロボックスのような水冷エンジンの車は、このクーラントが循環することによりエンジンの熱を逃がしています。

 水冷エンジンが出始めたばかりのころはただの水を使って冷やしていましたが、劣化が早くサビを誘発してしまったり、0度以下になると凍ってしまうので頻繁なメンテナンスが必要でした。これを防ぐために現在はロングライフクーラント(LLC)というものが広く用いられています。

 ロングライフクーラントはエチレングリコールと呼ばれる0度以下でも凍らない不凍液が主成分であり、これにサビを抑制する防錆剤や、泡立って冷却効率が落ちないようにする消泡剤が添加されているものです。ロングライフクーラントのおかげで冷却性能も上がり、交換時期は2~3年に伸びました。

 最近ではさらに長寿命になったスーパーロングライフクーラント(スーパーLLC)を採用する車が増えてきました。160系プロボックスもスーパーLLCが採用されており、交換時期は初回で16万kmまたは5年、2回目以降は8万kmまたは3年ごとと、ほぼ交換不要といっていいほどになりました。

クーラントの補充は必要?

 クーラントは自然に蒸発して量が減っていくので補充が必要です。

 図はプロボックスのクーラントのリザーバタンクを示しており、赤い線がmin、青い線がMAXの線です。この線の間にクーラントの液面が来ていればOKなのですが、図ではmin近くまで下がってきています。

 クーラント液が不足するとエンジンを正常に冷却できず、最悪の場合オーバーヒートしてエンジンが故障してしまいます。補充だけなら数百円でできるメンテナンスなので、ぜひやっておきたいところです。補充液は希釈不要なものも売っているので手間いらずです。

 ちなみにminからMAXの位置まではだいたい300mlくらい入ります。補充液なら1本まるごと使い切れるので余らせる心配はありません。

クーラントの補充方法

1.5Lガソリン車(NCP160V)の補充方法です。

 ボンネットを開けてエンジンの手前側を覗くとLLCリザーバタンクがあります。

 クーラント液の補充はリザーバタンクに補充液を注ぎ込むだけです。とても簡単ですね。

 ここで注意するのはスーパーLLCでないただのLLCを入れないようにすることです。トヨタ車の場合、ただのLLCは赤、スーパーLLCはピンク色と区別されています。スーパーLLCの車にただのLLCを入れてしまうと、ただのLLCの寿命に合わせることになり、2~3年ごとに交換する羽目になります。

 せっかくの長寿命が無駄になってしまうので気をつけましょう。以下のリンクから買うと間違いないです。

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まとめ

 今回はプロボックスのクーラント補充方法について解説してきました。ウォッシャー液と同じ感覚で補充できるので、ぜひやっておきましょう。ディーラーやガソリンスタンドに頼むと数千円かかってしまいますので、指摘される前に自分でやっておくのがお得です。

 このブログでは他にもプロボックスのDIYとして、
プロボックスの後部座席をもう少し斜めにしたい!リアシートロッカーの交換
プロボックスにクルーズコントロールを付けたい!3DA-Cの紹介
プロボックスにキーレス連動ドアミラー自動格納を取り付ける
などやっているので、よろしければあわせてお読みください。