フル免許を持っていれば就活に有利

2020年5月3日2021年4月4日

私は大学生時代に日本にある車全てを運転できる「一種フル免許」を取得しました。

上の写真が実際の免許証ですが
種類の欄には大型、大特(大型特殊)、大自二(大型自動二輪)、け引が表示されており
これらの車種が全て運転できることを意味します。
(詳しくは「フルビット免許はオーバースペック！コスパ最強な"一種フル免許"を取ろう」も合わせてお読みください)

僕も学生時代に就活をしましたが
学生時代に頑張ったこと(いわゆるガクチカ)は
フル免許を取得したエピソードで乗り切りました。

社会人になって振り返ってみると
これはなかなかいい作戦だったと思えるので
今回の記事で解説していきます。

Contents

フル免許を取得する能力は会社で求められる能力そのものである

フル免許を取得するまでの過程には社会人として求められるエッセンスが詰まっています。
具体的には
・プロジェクトの計画/資金調達力
・運転技能取得にあたるPDCAの遂行
・予定通り完遂する力
が必要になります。

「何としてもフル免許を取得するんだ！」と思ったその瞬間から
「フル免許取得プロジェクト」がスタートしています。

僕は大学在学中に二輪免許を取ってから免許取得の面白さに目覚め
「どうせやるなら日本中のすべての車を運転できる免許が欲しい」
と思いフル免許取得を決意しました。

当時持っていた免許は普通免許と普通二輪免許の2種のみ。
フル免許のためには残りの大型、大特、大自二、け引の少なくとも4種類が必要になります。

免許を取るにはまとまった時間とそれなりのお金が要るので
一気に連続して取得するのは困難です。

そこで講義がある学期中はアルバイトをしてお金を確保し
長期休みに教習所/試験場へ通って免許を取得するという計画を立てました。

こうすれば半年ごとに1種類ずつ取得していけるので
丸2年でフル免許達成となりプロジェクト完遂ということになります。

フル免許取得というプロジェクトのための予算を確保し
どのように達成するのか具体的な計画を立案するという営みは
まさに社会人としても必要とされる能力に他なりません。

免許を取るにはそれぞれの車種に対する運転技能を取得し試験に合格する必要があります。
そのためには(日本企業が大好きな言葉である)PDCAの遂行が欠かせません。

念のためにPDCAについて詳しく書いておくと
P: Plan, 計画
D: Do, 実行
C: Check, 振り返り
A: Act, 改善
となっており
これを繰り返すことが社会人として必要なことであるという共通認識があります。

運転技能習得のためには
P: 教官からレクチャーを受ける
D: 実際に自分で走ってみる
C: うまく行った/行かなかった点のフィードバックを受ける
A: 自分なりに改善策を考えて次に活かす
というまさにPDCAサイクルを繰り返す営みがなされていることがわかります。

計画通り進まず頓挫するプロジェクトは数知れずあるものです。
おそらくこのフル免許取得に関しても
途中で時間が無くなったり資金が無くなったりする人は一定数居ると思います。

しかしフル免許取得を達成できれば
「当初計画したプロジェクトを予定通りに完遂した」という実績を作ることができ
「結果にコミットする社会人」像を演出することができます。

いわゆる「大学生の新卒で就活」をする人たちの中にはフル免許持ちはほぼ居ないと言って良いでしょう。

履歴書に大型免許、けん引免許と書くだけで他の就活生と比べてかなり目立ちます。
印象に残すという意味では簿記やITパスポートなどを遥かに凌駕します。

一見すると運転免許の取得は他の仕事には役に立たなそうに見えますが
上で書いたようなエピソードを作り込んでおくと
「仕事をする能力がある」と面接官にもわかってもらえます。

フル免許(大型一種+けん引)を持っていれば
少なくとも今の日本で食いっぱぐれることはないでしょう。

「もしどこからも内定が出なかったら？」
「内定先の会社の将来性は？もし解雇されたら？」
「派遣や契約社員・アルバイトで食いつなぐにしても収入面が心配」
など就活する上で不安はつきものです。

フル免許があればひとまず運転の仕事は何でもこなすことができます。
特に大型トラックの仕事は正社員での雇用が多くあり
年収も平均450万円と人並み以上に稼ぐことができます。

もし何かあっても運転手に転職できるという安心感があることで
他の就活生と比べて気持ちの面でかなり余裕ができます。

今回はフル免許取得が就活に有利というテーマでした。

フル免許を持っている就活生というのはかなり珍しいですが
もし居たら今回の記事を参考に第一志望に内定を決めてみてください。

一種フル免許取得記は以下からご覧いただけます。

それではまた！

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