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大型二輪を教習所で取得した話【一種フル免許への道4】

2019年12月5日

一種フル免許を目指す私が、2015年の夏に大型自動二輪免許を教習所で取得したときの記録です。

大型自動二輪免許で乗れる車は?

出典: Wikipedia

大型自動二輪免許で乗れる車は、

  • 大型自動二輪車
  • 普通自動二輪車 (排気量50cc~400cc)
  • 小型特殊自動車
  • 原動機付自転車

の4種類です。

二輪免許では最上位の資格であり、排気量に制限がなくなります

現在では普通自動二輪と大型自動二輪に分かれていますが、昔は自動二輪の1種類しかなく、教習所で取れるのは「自動二輪(中型限定)」のみでした。これが今で言う普通自動二輪免許です。

そのため400cc以上の大型二輪に乗ろうと思ったら、この「中型限定」を解除する必要がありました。いわゆる「限定解除」というものです。

この中型限定解除は教習所ではできず、試験場で一発試験を受ける必要がありました。しかしその難易度は尋常ではなく、合格率はわずか1%ほど。当時は400cc以上に乗れるというだけで羨望の的だったようです。現在は大型二輪が教習所で取れるようになったので、そのハードルは格段に低くなりました。

教習時間や費用は?

普通二輪免許を持っていれば、
第一段階5時間 + 第二段階7時間 = 合計18時間
で取得することができます。

費用は教習所によって違いますが、私の場合は9万円ほどかかりました。

教習の記録

第一段階

1回目

教習車はホンダ・NC750。最初またがった時は燃料タンクの大きさに違和感があったがだんだん慣れてきた。

既に普通二輪を持っている人向けのカリキュラムなようで、1回目からS字クランク一本橋をやることになった。一本橋は大型二輪の場合10秒間耐える必要があるが、普通二輪を取った当時とは違い、普段からバイクに乗っていたので余裕でクリアできた。

しかし一方で、左足のつま先をペダルの下に入れたり、右足を地面に付いてしまうという悪癖を指摘された。教習所スタイルの運転を思い出す必要がある。

2回目

外周のカーブの進入速度が早すぎるとの指摘。徐行レベルにしっかり減速して、カーブの先を見てセルフステアを発生させ、カーブ後半ではアクセルをガバッと開けて車体を起こす、というメリハリのある走りをするようアドバイスを受けた。

大型二輪教習では普通二輪よりもより実践的なアドバイスをもらえるので、大型に乗る予定がなくてもライディングスキル向上のために受ける価値がある

また1回目で指摘された、左足のつま先をペダルの下に入れる癖がなかなか治らないようなので、普段から注意深く意識しておく。

3回目

今回から波状路(凹凸道)が追加された。ステップに立ち、かかとより腰を前に出した前傾姿勢で衝撃を吸収しながら進む。課題自体はさほど難しいとは感じなかった。

また先日指摘されたカーブの曲がり方は、教習を受けるまでに一般道で何度か練習したおかげで、かなり良くなっているとのこと。

4回目

大型のビッグスクーターに乗った。普通二輪のときも思ったが、やはりビクスクは小回りが効かず取り回しに苦労する。

あとクランクや右左折でも、進行方向に首を向けてセルフステアを使い、寝過ぎたら動力を足して立て直すような走りをするようアドバイスを貰った。

5回目

今回はみきわめ。一本橋や波状路は惰行ではなくアクセルも使いながら通過するよう指摘を受けた。

またクラッチはぎゅっと全て握るのではなく、必要な分だけ握るようにアドバイスを貰った。

みきわめとしては無事通ったので、次からは第二段階である。

第二段階

普通二輪と同じく、第二段階でも引き続き場内での教習となる。

途中で高速コーナリングや回避、リーンイン&アウトの挙動の違いなどを体験することもあったが、基本的には各課題の精度を高めながらコースをひたすら走り込んでいく。最終的には一本橋が15秒くらい、スラロームは6秒くらいのタイムで安定した。

卒業検定は特に大きな減点もなく無事に合格。大自二の文字を刻んだ。

まとめ

大型バイクに乗る予定がなくても、大型二輪を取得する価値は十分にあると思います。

大型二輪の教習は普通二輪のときとは違い、いわゆる「教習」だけではなく、ライディング教室的な側面を持ち合わせていました。普段なんとなくバイクに乗っていると、自己流の走り方になり変な癖が付いている場合がるので、正しい走り方を今一度学び直すいいきっかけになりました。

これで二輪免許は制覇、フル免許を達成したことになります。

二輪の大型を取ったならば四輪の大型も取りたいところ。次は大型免許にチャレンジしました。

その様子は「大型一種を教習所で取得した話【一種フル免許への道5】」をお読みください。
それではまた!