当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

初代50系プロボックスとサクシードはどこが違うのか?内外装の相違点を徹底解説

2020年4月26日

ニッポンのビジネスを支えるライトバンの代表車種と言えば、トヨタ・プロボックスとサクシードです。

2014年9月にマイナーチェンジされた新型(NCP160系, 後期型)では両車とも全く同じ車になりましたが、2014年8月まで販売されていた旧型(NCP50系, 前期型)ではいくつか違う点があります

今回は初代(NCP50系)のカタログを参考にしながら、プロボックスとサクシードの違いや見分け方をじっくり見ていきます。

外装

フロントビュー

プロボックスバン フロントビュー
(Wikipediaパブリックドメインの作品)
サクシードバン フロントビュー
(DY5W-sport氏による作品)
プロボックスサクシード
ヘッドライト/フロントグリル切れ目なく繋がっている独立している
コーナーバンパー短い(ヘッドライト端と同位置からカバー)長い(ヘッドライト端より外側もカバー)
フロントフェンダータイヤハウス全体をカバーヘッドライト下端から上部のみ
ドアサッシボディ同色(上級グレード除く)ブラック塗装

上画像がプロボックス、下画像がサクシードです。

ぱっと見同じ車に見えてしまいますが、一番わかりやすい違いはフロントマスク周りです。

フロントグリルとヘッドライトが切れ目なく繋がっているプロボックスに対して、サクシードではそれぞれ独立している点が特徴です。

またコーナーバンパー(黒いほっぺた部分)も違いがあり、プロボックスはヘッドライトの端(ウィンカー側)からカバーしているのに対して、サクシードはもう少し広い部分をカバーしています。

ドアサッシ(運転席窓と後部座席窓の間の部分など)については、プロボックスはボディ同色(写真では白色となり浮いている)に対して、サクシードはブラック塗装されておりルックスに配慮されていることが分かります。なおプロボックスでもGLとワゴンF"エクストラパッケージ"ならブラック塗装になります。

リアビュー

プロボックスバン リアビュー
(Wikipediaパブリックドメインの作品)
サクシードバン リアビュー
(DY5W-sport氏による作品 )
プロボックスサクシード
テールランプ曲線的直線的
バックランプコンビランプ内に統合ナンバー横に独立配置
バックドアガーニッシュ有/平面的ガーニッシュ無/立体的
リアワイパーへの字状直線状

上画像がプロボックス、下画像がサクシードです。

後ろ姿は両車ともかなり特徴がありますね。平面的でシンプルなデザインのプロボックスに対して、サクシードは立体的な造形をしています。

この立体的なバックドア構造により、サクシードの荷室長はプロボックスより20mm長く確保されています。
(その分車体の全長も105mm長くなっています)

これは50系プロボックス/サクシードにおいては、サクシードの方が上級として位置づけられていたからです。

プロボックスの先祖はカローラバン、サクシードの先祖はより上級なカルディナバンだったので、その関係を受け継いで差をつけたものと考えられます。

荷室・積載量

プロボックスサクシード
荷室長1810mm1830mm
荷室高935mm935mm
荷室幅1420mm1420mm
最大積載量400kg450kg
A4コピー箱積載個数
(220×310×245mm)
89個90個
みかん箱積載個数
(280×380×320mm)
39個40個
コンパネ平積み
(1800mm×900mm)
可能可能

サクシードの方が荷室長のみ20mm長く、最大積載量が50kg多いです。これによりA4コピー箱やみかん箱の積載個数を1個多く確保できるようになっています。

それ以外の寸法はプロボックスと同一です。両車とも荷室長が1800mm以上確保されているのでコンパネの平積みが可能です。

内装

運転席周り

プロボックスカタログ8ページより
サクシードカタログ8ページより

上がプロボックス、下がサクシードです。運転席周りの違いはハンドルのデザインです。

プロボックスはトヨタマークにメッキがされていませんが、サクシードにはメッキ加飾が施されています。ただしプロボックスのワゴンモデル(5ナンバー車)では、サクシードと同じメッキ加飾付きのハンドルになります。

またフロントシートに関しては、サクシードはヘッドレスト分離型(上下調整機構付き)のフロントシートになりますが、プロボックスではヘッドレスト一体型となります(ワゴンF"エクストラパッケージ"を除く)。

後部座席

プロボックスカタログ7ページより
サクシードカタログ7ページより

上がプロボックス、下がサクシードです。内装で最も差があるのがこの後部座席です。

プロボックスの後部座席はビニールレザーかつ座面がペラペラで、人間を乗せるというよりは荷物置きとしての利用が想定された作りになっています。そのため後部座席を倒すときには背もたれ部分を倒すだけのワンタッチ操作で、フルフラットで広大な荷室が出現します。

これに対してサクシードはウレタンがたっぷり詰まった肉厚な座面・背面になっており、後部座席に人を乗せても快適な仕様になっています。一方で後部座席を倒すときには、肉厚な座面を前に起こしてから背もたれを倒すという2段階の操作が必要になります。

なおプロボックスでも5ナンバーワゴンモデルもしくはGLグレードにオプションをつければ、サクシードのような人権のある後部座席が設定されます。

3名以上乗る機会が多いならサクシード仕様の後部座席を選ぶことを強くおすすめします。

まとめ

今回はマイナーチェンジ前の旧型(50系)プロボックス/サクシードの内外装の違いについて解説してきました。

現行の160系では惜しくもMTやディーゼルエンジンのモデルが消滅してしまったので、旧型モデルも根強い人気があります。どちらを買うか迷った方の参考になれば幸いです。

また最新のモデルではハイブリッド車もラインナップされました。詳しくは「プロボックスはハイブリッドとガソリンどちらが良いのか?」も合わせてお読みください。