プロボックスの安全性能は?事故るとどうなる?自動ブレーキや衝突安全性能などを調査
私はプロボックスを自家用で乗っていて家族を乗せることもあります。
ファミリーカーとして使うなら安全性も気になってくるものです。
商用車であるプロボックスの安全性はいかほどか?
家族を守るためにも徹底的に調べてみましたので解説します。
プロボックスに自動ブレーキは付いているか?
2016年8月30日の一部改良でプロボックスにも自動ブレーキが標準装備となりました。
2016年8月30日の一部改良以降、
・衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)
・レーンディパーチャーアラート(車線はみ出し警報)
・オートマチックハイビーム
の3つがセットになったToyota Safety Sense Cが標準搭載されています。
プロボックスの衝突安全性能は?
プロボックスは同時期に発売された他の車種と比べて衝突安全性能は高いほうです。
衝突安全性能は自動車事故対策機構(NASVA)と呼ばれる機関が
自動車アセスメント評価として試験結果を公表しています。
自動車アセスメント評価によれば
プロボックスの衝突安全性能総合評価の結果は
運転席が32.66(★6)、助手席が22.25(★6)です。
(参考: https://www.nasva.go.jp/mamoru/pdf/psv/detail/ja/116.pdf)
これと同時期に検査されたステーションワゴン型の車種は
・マツダ アクセラ
・スバル レガシィツーリングワゴン
・日産 ADバン
の3車種ありますが
これらと比べてもプロボックスは総合評価で首位、かつ唯一の6つ星(最高評価)です。
検査日は2003年とかなり古いものの
当時の車の中では衝突安全性は高い車であると言えます。
それもそのはずでプロボックスは乗用車とは違い
400kgの荷物を積んでも問題なく走れるよう剛性が高く作られている貨物車だからです。
「乗ってみると、貨物車は明らかに車体の強度が違っている感じがあります」
高速道路でプロボックスが飛ばしてる理由が判明【その2】
--もちろん、乗用車よりも高いわけですね。
「なぜそうかというと、貨物車は重たい荷物を運ぶためのクルマだからです。強度や剛性や耐久性といったところに関して、乗用車とは考えかたが違います」
プロボックスが事故るとどうなる?
プロボックスが実際にぶつかってしまったらどうなるのかを
JASVAの試験映像を参考に見ていきます。
フルラップ全面衝突
平たく言うと「コンクリートの壁に正面から突っ込んだらどうなるか」の試験映像です。
映像を見ると前車軸より後ろは変形せず原型を保っており
エアバッグやシートベルトが正常に動作して乗員を保護している様子が分かります。
オフセット全面衝突
こちらは「ボンネットの右半分(40%幅)がぶつかったらどうなるか」の試験です。
対面通行区間での正面衝突で運転席側がぶつかる場合などが想定されており
車体の変形が非常に大きくなる衝突形態になります。
映像を見るとボンネット部分は全て潰れているものの
Aピラーより後ろのキャビン側は原型を留めていることが分かります。
側面衝突試験
こちらは「横から突っ込まれたらどうなるか」を確かめる試験です。
映像を見るとドアが大きく変形している様子はなく原型を保っており
横転もすることなく衝撃をうまく受け止められていることが分かります。
まとめ
プロボックスは貨物車とは言え乗員の安全が十分に確保されている車です。
2016年8月からは自動ブレーキも標準装備されより安全な車になっています。
実際に自家用で使っているレビューは
「プロボックスって自家用にどうなの?5年半乗ったレビュー」
をご覧ください。
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