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軽バンではなくプロボックスを自家用に購入した理由

2020年5月25日

車体や維持費が安く、広い荷室空間を持つ軽バンは非常にコストパフォーマンスに優れた車です。仕事や日常の足に使うのはもちろん、車中泊や釣りなどの趣味車としても需要があります。

僕も車中泊目的で車を探していたときは軽バンも考えていましたが、最終的にはプロボックスの購入に至りました。
(詳しくは「プロボックスって自家用にどうなの?車中泊はできる?維持費は?1年半乗ったレビュー」をお読みください)

本記事ではプロボックスと軽バンで迷っている方に向けて、プロボックスを購入した理由について書きます。

動力性能に優れる

プロボックス
(F・1.5Lガソリン車)
ハイゼットカーゴ
(クルーズ“SA Ⅲ”・AT車)
車両重量1090kg950kg
最高出力 (kW [PS] /rpm)80 [109] /6,00039 [53] /7,200
最大トルク (N・m [kg・m] /rpm)136 [13.9] /4,80060 [6.1] /4,000

プロボックスと軽バンでは、車両重量は大差ありませんが、エンジンの性能が2倍ほど違います

プロボックスも軽バンも車重は1t前後ですが、プロボックスが109馬力あるのに対して、軽バンのハイゼットカーゴは53馬力しかありません。軽バンにはターボモデルもありますが、それでも64馬力に留まります。

またプロボックスの全高は1.5m程度ですが、軽バンは1.9m近くあります。軽バンは全高が高いので空気抵抗が大きく、非力なエンジンとあいまって、動力性能は決して良いとは言えません。

高速道路の追い越し車線をハイペースで走るプロボックスはよく見かけますが、軽バンでそれをやるのはなかなか厳しいでしょう。

下道メインで使うなら軽バンでも十分ですが、高速道路を快適にクルージングするには、プロボックスのような動力性能が欲しくなります。

ボンネット型なので安全性が高く、静音性に優れる

軽バンは上の図のようなキャブオーバー型、つまり運転席シートの下にエンジンがあるタイプが一般的です。キャブオーバー型はボンネット部分を必要としないので、室内空間を広く取れるメリットがあります。実際、軽バンとプロボックスは全長で80cmほど違いますが、荷室の全長はほぼ同じです。

しかしキャブオーバー型はエンジンが乗員の近くにあるのでエンジン音が聞こえやすく、ボンネットがない分だけ前方衝突時のクラッシャブルゾーン(つぶれしろ)が小さくなってしまうデメリットもあります。

これに対してプロボックスはボンネット型なので、エンジンが乗員から物理的に遠く、クラッシャブルゾーンも確保されています。

安全かつ快適に走行できるという点では、軽バンよりもプロボックスのほうが優れています

1.55m以下の機械式駐車場に停められる

都市部や集合住宅の機械式駐車場では、車の高さ制限が1.55m以下という厳しい制約が課されているところがあります。

軽バンは1.9mあるので高さ制限の厳しい駐車場には停められません。一方プロボックスなら余裕で入庫できます。

SUVやミニバン、N-BOXのような軽トールワゴンは1.55m制限の駐車場には入りません。最近はこうした車が入るハイルーフ車用の駐車場も増えてきましたが、まだまだ絶対数は少なく、駐車料金は割高です。

逆に1.55m制限の駐車場は穴場であり、利用料金が安く、ハイルーフ車よりも満車になりにくいです。

プロボックスなら「軽専用」でない限りは、日本全国どんな駐車場でも停めることができます

軽バン→プロボックスに乗り換えた方のコメント

Youtubeにてエブリィからプロボックスに乗り換えたBen channel ベンちゃんねる様からコメントを頂きましたのでご紹介します。荷室の高さが問題ないのであれば、プロボックスのほうが多くのメリットがあるようです。

現在はサクシード (プロボックス)に乗ってます。以前はDA64Vのエブリィ(ターボ)に乗っていました。

乗り換えて思った事は、サクシード のデメリットはエブリィよりも
積載能力が圧倒的に減ります。

逆にエブリィからサクシード にしたメリットは
1、煽られなくなる。都内で走行した場合、軽自動車はやはり圧倒的に煽られます。
マウントとってくるので圧倒的に煽られます

2、シートが快適。軽自動車のシートはへたりが早いので腰痛に苦しみます
以前エブリィは腰痛に苦しみレカロシートに交換し腰痛はスッキリ解決しましたが
身長が178あると車体の設計上、標準身長で作られているようなので
2時間以上乗ると今度は膝がやられるといった症状に苦しみ
結果サクシード に買い替えることになりました。
現在は腰、膝ともに問題ないです。

3、給油が楽。サクシード はタンクが大きいので週1ですが軽自動車は3日に1度の給油
かなりの頻度でガソリンスタンドに行くのが面倒でした。

4、走りが素晴らしい。エブリィはターボだったのでストレスありませんでしたが
やはりNAの方が乗りやすい。車高が低いのも関係してくるかもしれないですね
コーナリングがとにかく気持ち良いです

5、駐車場に困らない。標準ボディなので都心では立体駐車場が多く、
エブリィでは高さ制限で止められない所が結構あり苦労しました。

6、ブレーキパットが減らない。エブリィでは4万キロで交換していたパットが
サクシード ではもうすぐ10万キロなのにまるで減ってない。

7、タイヤが減らない。新車時についていたタイヤは4万キロで交換しました。
エブリィも4万キロで交換したので普通だと思っていましたが
交換したブリヂストンV600はもうすぐ10万キロなのにまだ無交換
ということは6万キロ走れるって事なのでお財布にやさしく助かります。
バン用タイヤから乗用車のタイヤに交換する人多いですが
私は見た目より実を取ります。バン用タイヤの方が圧倒的に安いです


Ben channel ベンちゃんねる様からのYoutubeコメント

まとめ

軽バンは人荷を運ぶという需要を必要十分に満たしてくれる車ですが、ワンランク上の快適性や安全性を求めるとなれば、プロボックスが候補に入ってきます。

プロボックスは社用車やレンタカーのグレードだといかにもな商用車な見た目ですが
最上級のFグレードなら内外装が乗用車風(ハイエースで言うスーパーGL級)になります。

Fグレードを実際に自家用で使っているレビューは
プロボックスって自家用にどうなの?車中泊はできる?維持費は?1年半乗ったレビュー
をご覧ください。
写真付きで詳しく紹介をしています。