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【結論】プロボックスは5ナンバーで買える?復活するのか・5ナンバー化の可能性も解説

2023年7月5日

プロボックスは現在5ナンバーで買える?

現行の160系は4ナンバーのバンのみです。50系モデル末期には5ナンバーワゴンは廃盤となり、2014年にマイナーチェンジされた160系では4ナンバーのバンモデルのみになりました。

プロボックスワゴンとは何だったのか

2013年10月までの50系プロボックス/サクシードには、5ナンバーワゴンがラインナップされていました。4ナンバーのバンと比較して、内外装が乗用車風にグレードアップされています。

カタログの2ページ目のキャッチコピーも、乗用車として使うことがかなり意識されています。

  • ほどよくシンプルなデザインだから、いろんなシーンに合わせやすい。
  • まるでバックパック。ほどよくスモールサイズなのに、かなりたくさんモノが入る。
  • 遊びにデートに勉強に仕事に散歩に毎日使ってください。

特に「遊びにデートに勉強に」と書かれているのは特筆すべきでしょう。商用車ベースにして車両価格を抑えることで、免許取って間もない若者でも手が届く値段設定にしていたものと思います。

「入れやすい、しかも、かなり入る。」と評判のラゲッジ。アウトドア用品を満載しても5人乗りができます。スキー板などの長物も後部座席を畳めば余裕で載せられます。当時はアクティブな大学生がメインターゲットだったのではないでしょうか。

4ナンバーと5ナンバーの違い

4ナンバーはバン(貨物車)、5ナンバーはワゴン(乗用車)となり、維持費や車検時期が異なります。

4ナンバーのデメリットは、車検が毎年になってしまうことです。毎年車検だとその分維持費が高くなるのでは、と思うかも知れません。

実は5ナンバーよりも4ナンバーのほうが維持費は安いです。その理由は自動車税が年間14,300円と、軽自動車並に激安だからです。

5ナンバー車4ナンバー車
自賠責
21,500円
.
30,100円
(15,050円×2年)
重量税
15,000円
.
10,000円
(5,000円×2年)
印紙代
1,700円
.
3,400円
(1,700円×2年)
自動車税
(1~1.5L未満)
69,000円
(34,500円×2年)
28,600円
(14,300円×2年)
2年間合計
107,200円
.
72,100円
▲35,100円安
5ナンバーと4ナンバーの維持費比較 (2021年2月現在)

圧倒的な自動車税の安さにより、4ナンバーのほうが2年間で35,100円も安くなることになります。

詳しくは「プロボックスは4ナンバーで毎年車検!維持費は5ナンバーと比べて高いのか?」ご覧ください。

プロボックスを5ナンバー化することはできる?

残念ながら現行の160系プロボックスを5ナンバー登録するのは極めて難しいです。

4ナンバー等の貨物車の定義として重要な条件は以下4つあります。

  1. 荷室の床面積が1m2以上あること
  2. リアゲートの開口部が縦横800mm以上かつ、開口部の鉛直面への投影面積が0.64m2以上あること
  3. 後部座席の床面積>荷室の床面積であること
  4. 最大積載量>後部座席にすべて人が乗ったときの重量であること
    (参考) https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/kns07_1.htm

5ナンバー登録するためにはこれらの条件を崩してやる必要があります。しかしいずれも後部座席を後ろに数十cmずらして設置したり、3列目シートを新設しないとクリアできません。事実上不可能と言っていいでしょう

そもそも前節で述べた通り、4ナンバーのほうが維持費が安いので、わざわざ改造して5ナンバーにするメリットが全くありません。節税できる4ナンバーのままで乗るのがよいです。

プロボックスの5ナンバーは復活する?

5ナンバーが復活する可能性はほぼないでしょう

メーカーとしても、利幅の取れないプロボックスを、コストをかけて5ナンバー仕様を復活させるメリットは皆無です。

自家用で4ナンバーでも困らない理由

バンといっても、最上位グレードのFを選べばワゴン風な内外装になります。外装については上の写真のようにボディ同色塗装のバンパーや、ブラックカラーは引き続き選択できます。

後部座席についても、旧ワゴンモデルと同じ、ヘッドレスト付きの乗用車仕様が選択できます。4ナンバーではありますが、自家用のワゴンとして使うことは十分可能です。

詳細は「プロボックスって自家用にどうなの?7年半乗ったレビュー」をご覧ください。