プロボックスが公道最速と言われる理由
「プロボックスは公道最速」とよく言われます。実際に高速道路の追い越し車線を飛ばしている光景はよく目にするものです。
実はプロボックスはヴィッツRS/GR SPORTとほぼ同じ動力性能を誇ります。
プロボックスの車体重量はわずか1090kg。ヴィッツやパッソなどのコンパクトカーと大差ない軽さです。
それでいてガソリン車のエンジンはヴィッツRS/GR SPORTと全く同じである1NZ-FE(1.5L/109馬力)を積んでいるので、見た目によらずかなり速いです。
しかしプロボックスが速い本当の理由は車ではなくドライバーにあります。
ガソリン代を払わなくていいから
プロボックスのドライバーは会社の従業員であることがほとんどです。そのためガソリン代は基本的には会社持ちです。
速度が早くなるとそれだけ燃費は悪化するわけですが、自分でガソリン代を払わないで良いなら、どれだけ燃費が悪くなろうと関係ありません。
燃費を気にしなくて良いのであれば
「アクセルを好きなだけ踏んで早く目的地まで行きたい」
と考える人が多くなるでしょう。
飛ばすと危ない箇所を把握しているから
プロボックスのドライバーは運転する頻度が高いので、オービスや取締りポイントを熟知しています。
飛ばすと危ない箇所を知っていれば、それ以外のところは安心して飛ばせるというわけです。
逆に言えば飛ばしているプロボックスが急に減速したとしたら、それは取締りポイントに近づいた合図かもしれません。
飛ばさなければいけない理由があるから
「お客さんから緊急の依頼を受けて一刻も早く向かわなくてはいけない」
「納品の時間に絶対に遅れないようにしないといけない」
など、
仕事で車を運転する場合はどうしても急ぐ理由が出てきてしまうものです。
追い越し車線を走っていてプロボックスに追いつかれたら、大人しく左に避けて譲ってあげましょう。
彼らもあなたのことを煽りたくて煽っているわけではなく、お客様の要望に応えたいという一心で高速道路を駆ける企業戦士なのです。
(もちろん時間に余裕を持って走るのが一番良いことは言うまでもありませんが)
まとめ
プロボックスが早い理由はヴィッツRSと同じ動力性能を誇ることに加え、乗り手がプロボックスを速くさせているという事について解説をしてきました。
街でよく見るプロボックスはいかにもな商用車ですが、上の図のようにブラックのボディカラーならレジャーワゴンの見た目になりますし、プライペートとしても使えるように内外装が豪華になっているグレードも存在します。また最近ではハイブリッドも登場しさらに魅力的な車になりました。
僕は実際に自家用のプライベート車としてプロボックスに乗っていますがかなり満足しています。
・足回りがしっかりしたキビキビとした走り
・自動車税がたったの14,300円
・遠出すればガソリン車でも20km/Lを超える燃費
・最上級グレードならリアシートに人が乗っても快適
・商用車ならではの便利さと荷室の広さ
気になった方は
「プロボックスって自家用にどうなの?車中泊はできる?維持費は?1年半乗ったレビュー」
「自家用でプロボックスを買った理由」
もあわせてご覧ください。
それではまた!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません