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東京都内で合法かつ無料で路上駐車する方法

2020年5月4日

 日本で一番地価が高い東京都は駐車料金も高額です。23区内は特に高く10分600円・上限なしという駐車場もあるほどです。仕事で使うならまだしもプライベートで車を使うにはかなり手痛い出費です。

 しかし曜日や時間限定ですが都内でも合法で路駐できる裏技があります

 それは
休止されているパーキングメーターかつ駐車禁止の標識がない道路に路駐する
ことです。

無料で駐車できる場所はどこ?

時間制限駐車区間 案内地図(警視庁)

 上の図は警視庁が提供しているパーキングメーターの案内地図ですが、緑色の道路にあるパーキングメーターの大半が日曜日・祝日・正月3が日(1月1日~3日)は合法的に路駐できます
(※土曜日は対象外)

なぜ路駐が合法?駐車違反にならないのか?

 パーキングメーターの案内地図の緑色の道路には、上の図のような標識のみが設置されており駐車禁止の標識はありません
(ただし例外もあるので必ず現地で確認するようにしてください)

 パーキングメーターとは、営業時間内に限って制限時間内(写真の場合は60分)の路駐を認めるものであり、時間を過ぎると即刻駐車違反に問われることになっています。

 この標識はパーキングメーターの営業時間を示すものであり、
「9時30分~19時まで、ただし日曜日・休日・1月1日~3日を除く」
ことを意味します。
(ここで言う休日はいわゆる祝日のことで土曜日は対象外なので注意)

 逆に言うと
・日曜・休日
・1月1日~3日

↑以外の日の19時~翌日の9時30分
はパーキングメーターは営業時間外であり休止されています
もっと言うとパーキングメーターの標識自体が無いものとして扱われます

休止と書かれているパーキングメーター

 パーキングメーターの"営業時間内は"、制限時間を過ぎると駐車違反に問われることになっていますが、営業時間外(休止中)はその概念が一切ないことになります。

 さらにこの道路には駐車違反の標識もありません。駐車禁止の標識がなくパーキングメーターの標識も無効ということは、駐車に関して何も指示されていない状態です

 したがってこの道路では、パーキングメーターの営業時間外である
・日曜・休日
・1月1日~3日

↑以外の日の19時~翌日の9時30分

であれば路駐しても駐車違反に問われることがないという事になります。

 ただし車庫法第11条2項により、昼間は12時間、夜間は8時間連続して駐車すると車庫法違反に問われることになるので、あまりに長時間駐車する場合は注意が必要です。

実際にやってみた

 とある祝日に都内で用事があったので、パーキングメーターの案内地図で緑色の道路を探しました。実際に行ってみると既にたくさんの車が合法路駐していました。

 運良く1台分空いていたので停めさせてもらうことに。

 念のため確認してみると
パーキングメーターは休止中
・道路にはパーキングメーターの標識だけがあり駐車違反の標識は無い
ので合法路駐OKな道路です。

 入庫時間は12時40分過ぎでした。

 用事を済ませて帰ってきたのが15時55分です。ドキドキしながら戻ってきましたが、駐車違反のステッカーは貼られていませんでした

 都内で3時間ほど停めると少なくとも2,000円は覚悟しないといけないですが、合法路駐したことでゼロ円で済んだことになります

まとめ

 今回は東京都内に無料で車を停める方法について解説してきました。曜日や時間が限定されているのでいつでも使える方法ではありませんが、日曜や祝日に都内に用事がある場合はかなり使える裏技です。 

 しかし合法路駐できる場所は早いもの勝ちなので、
来てみたら既に一杯で停められなかった…
という苦い経験もけっこうあります。そうなるとコインパーキングを探し回る手間が発生しますし、すぐ目について入りやすい所はびっくりするほど駐車料金が高い事が多いです。 

 私は「絶対に駐車場を確保しておきたい、かつできるだけ安いところがいい」という場合には、駐車場を予約することにしています。

 予約できる駐車場は、事前にアプリで目的地周辺の駐車場を探して予約・支払いを済ませて、当日はそのまま車を停めて出ていくことができます。現地で駐車場を探し回ったり、精算機でボタンをポチポチ、小銭をジャラジャラさせる必要がないのでかなり楽です

 駐車場を貸す側としても、事前に予約してくれるお客さんはありがたいですし、まだ広く知られてないサービスなので普通のコインパよりも駐車料金が安いことが多いです

 私が使っているのはakippaタイムズのB特Pの3つです。この3つを知っていれば都内はほとんどカバーできます。目的地の近くに予約できる駐車場があるか、念のため調べておくだけでも価値があります